「ふらわーはうす」という名前の由来について
代表者の私が「花野井」という名字なので、本当は当初「花ちゃん家」にしようと思っていました。別に名前を売るつもりではなく、気軽にふらっと普段着のサンダル履きで、「ちょっと『花ちゃん家』に、お茶を飲みに行ってくるよ」っていう感覚で、利用者さんに来て欲しいなぁと思ったからです。そんなイメージがあったのです。

ただ、ちょっと考えてみました。私は良いけれど他の職員さんはどうだろうと。電話に出る時「はい、花ちゃん家です」っていうのは、ちょっと恥ずかしいんじゃないだろうかと。そこで「フラワーハウス」と考えたのですが、カタカナよりひらがなの方が優しい感じがして、最終的に「ふらわーはうす」と決めました。

今では、お花好きの職員が、それこそ本物の「ふらわーはうす」にしようと、一生懸命お花を植えてくれています。

「ふらわーはうす」で実現してゆきたいこと
こうした仕事に携わる者として、「介護論」みたいなものを語る気はまったくありません。ただ私自身、両親を在宅で介護した経験者であり、それを体験した人間にしかわからないであろう精神的、肉体的苦痛は、充分に理解しているつもりです。それ以上に「親孝行したいときには、親は無し」を痛感した経験者でもあります。そこが出発点なんです。

ここに集まってくれた仲間達もやはり家族の介護を経験した人、今現在渦中にあり大変な思いをしている人、施設で仕事として介護に携わってきたけれど、そのやり方に疑問を感じてしまった人と様々です。ただ一つ言えることは、みんなお年寄りが大好きで、優しくて、明るくて、そして人の心の痛みがわかる素敵な仲間達だと思っています。私はただ、そんな素敵な仲間達と一緒に、もうこの世にはいない両親にしてあげたくてもできなかった「親孝行の真似事」を、利用者さんにさせて頂きたいだけなのです。

以前3年2ヶ月という短い期間ですが、仕事として介護に従事し、プロとしての心構え、責任の重さも学びました。綺麗ごとだけでは済まされない仕事であることも、充分に知っているつもりです。それはうんちやおしっこと言った介助のレベルの話ではありません。例えば「普段着のサンダル履きでお茶を飲みに来てくれる」ような利用者さんより、介護度の重い方に来ていただいたほうが、経営的にはありがたいと考えるようなことです。もちろん私達も慈善事業ではありませんので、そんなことはどうでもよいとは言えません。ただ、でもそんなことは二の次で良いんだと思っています。

ただただ、その日に来ていただいた利用者さんに、その時その瞬間を喜んでもらうこと。そんなお世話をしたい。必要となれば、ご家族や関係者の同意を頂くことも私の仕事だと思っています。本当に日常的なところから始めるつもりです。例えば接し方であったり、食べ物の好みであったり、お風呂の入り方であったり。その人その人に合った「その日その瞬間」を喜んでもらえる方法を、仲間達と相談しながら、創ってゆきたいと思っています。利用者さんに喜んでもらえるなら、女装でも裸踊りでもなんでもするつもりでもいます(笑)。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

代表 花野井厚志
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